有給取り放題のシンガポールと全然取れない日本の違い

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どうもりょうぽんです。

 

今日は「休み」に関して記事を書いていきます。

 

仕事していると

「なんでこの会社は休みが取れないんだ・・・」

と嘆いている人を良く見ると思います。

 

もしかしたら、自分が普段からそう嘆いているかもしれませんが(笑)

 

仕事と生活のバランスはかなり大事で

休みが取れないとなるとモチベーション管理も難しくなりますよね。

 

今日はそんな休みがテーマ。

ではいきましょう!!

 

 

バカンスの国シンガポールはなぜ実現できる?

シンガポールの例をだしていきますが、まずは日本との比較をしてみましょう。

 

〇有給取得率

・日本:50%

・フランス、オーストラリア:100%

シンガポール:93%

 

単に有給の取得率だけ見てみると日本はなんと

世界30か国中で最下位です(笑)

 

しかも2年連続というのが現状・・・

なぜ我が国だけこんな悲惨な状態なのか。

 

さて、ではシンガポールではどうやってそこまで

多くの休日を楽しんでいるのでしょうか?

 

実は年間の有給が14日あるのに加えて、有給病欠(MC)という制度があります。

このMCが14日あることで、実際は年間に28日も休みを取得することができます。

 

この点を日本と比べてみるとどうでしょうか?

日本人はよく「病気や急な用事のために有給を取っておく

という風潮があります。

 

自分がもし急に休みを取得しなければいけなくなった時のために

普段の生活を我慢している現状がありますね。

 

ただ、消化率50%の実情を見てみると

おそらく使うことはなく消えていっているのでしょう(笑)

 

つまり、制度上でも国が違えばまったく別のものになっており

有給を取得しやすい環境作りがしっかりと存在しているわけです。

 

 

食事のとり方も日本とは異なっている?

シンガポールでは、好きな時間に自分の裁量で決められるようになっており

ランチに関しても日本とは異なる文化があります。

 

日本なら、お昼になると社員が一斉に食事の時間を確保するため

人気の飲食店では行列ができることもありますよね?

 

加えて、ランチタイムにジムに通う人も多く

オフィスにジムが併設されている場所も多いようです。

 

 

また、基本的には18時になるときっちり帰り

仕事後の趣味に打ち込んだり、さっさと飲みに出かけてしまう

人もいるようです。

 

 

 労働時間が長いのは品質向上の影響がある

さて、日本では他の国と比べて残業時間が多いことがよく話題になります。

 

ですが、その理由に「品質向上」があることはあまり世間で叫ばれていません。

 

 

もはや大衆向けとして多くの店舗を展開している「ユニクロ」などの

服屋ですら、品質はブランド物と大差ありません。

 

さらにさまざまなコンテンツとのコラボレーション企画を打ち出して

話題をかっさらっています。

 

しかし、商品の品質は高いものを提供しているのに対して

給与が上がらないために結果的に社会的な不満を生み出しています。

 

基本的に、これからの時代では低価格の競争から降りない

企業はどんどんと苦境に立たされてしまいます。

 

 

提供を受ける消費者は喜ぶかもしれませんが

差別化は図れず、労働者は苦しくなる一方だからですね。

 

思い切って価格を上げ、他社にできないサービス、付加価値を

提供していかないことにはこの悪循環から抜け出すことはできないです。

 

 

労働者も労働状況を変えていく意識付けが必要

目の前の仕事を淡々とこなすだけではなく

将来の労働環境を考えながら自分から発信していかなければ

何も変わりません。

 

会社に何かを期待するのではなく

自分で働きやすい環境を目指して作り上げていく

もっと自分に合う環境を求めて就活をするでもいいです。

 

現状に対して愚痴を言うだけではなにも変わりませんからね!!

 

日本とシンガポールでは制度上の違いで休みの

取りやすさに差が生じていますが

「仕事優先」な考え方が日本社会を大きくしてきたのも事実。

 

ですが我慢しすぎではいつか自分が壊れてしまいますから

良くないと思ったら変えていく努力をしていく必要はあります。

 

今日はここらで、ではまた!!

 

 

参考

なぜシンガポールでは「有休取り放題」なのか | 家計・貯金 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準