テスト期間に掃除をはじめてしまう学生の心理とは?

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どうも、りょうぽんです。

 

今日は学生あるあるランキングトップにランクインしそうな

テスト期間に部屋の片づけをしてしまう心理を解剖していこうと思います。

 

単に学生だけでなく、社会人の人にも経験があるのではないでしょうか?(笑)

 

テストでなくても、書類の提出が迫っているのに

気が付いたらついついスマホをいじって20分が経過している・・・

 

やらなきゃいけないことが目の前にあっても

どうしてもそこにエネルギーを投入できないことがあります。

 

それはいったいなぜなのか・・・

では、いきましょう!!

 

 

 

自己防衛に潜むセルフ・ハンディキャッピング

・仕事が山積みの時に限ってスマホに目が行ってしまう

・テスト前なのに逆にゲームや片づけを始めてしまった・・・

 

このような心理のことを総称して「セルフ・ハンディキャッピング

と呼んでいます。

 

人間の心の中には、「わざと自分に不利な状況を作り出して、失敗したときに自分が傷つかないように予防線をはってしまう」という性質があるのです。

 

 

自分自身を卑しい、恥ずかしいことだとなんとなく思いつつも

気づかないうちにこの手法をつかってしまうことがあるので

むしろ正々堂々と勝負!!という感覚の人や、すぐに開きなおる人のほうが

珍しいのではないでしょうか。(笑)

 

セルフハンディキャッピングには種類が2つ存在します。

 

 

獲得的セルフ・ハンディキャッピング

これは、自分自身でハンディキャップを作り出してしまうことを指しています。

 

・「勉強の合間にゲームしてしまったから1時間しか勉強をしていない」

 

・「資料を作ってたんだけど、急に友人から誘いがあって出来はよくないかもね」

 

という風に

自分の結果がふがいない理由をあらかじめ自分で作り出してしまうことです。

 

自分には頑張る意志があったんだけど、ついつい頑張れなかった原因があったんだ

と周囲に伝えることで、自分の評価が下がらないように工夫をしています(笑)

 

 

 

主張的セルフ・ハンディキャッピング

これは、予防的発言によって自己をあらかじめ守る手法ですね。

 

「人前で話すのは元々苦手だから・・・」

 

「国語は昔から苦手だったから・・・」

 

というように、失敗したときに評価がこれ以上下がらないよう

もし成功したら評価が上がるように予防線を張る手法ですね(笑)

 

自分の気持ち的には「苦手なのにこんなにできるんだ!!!」

と思ってもらえたらそれは嬉しいですが、心理学を学んでからだと

とてもみじめな気持ちになるかもしれません。(笑)

 

 

ここまでセルフ・ハンディキャッピングに関してまとめてきましたが

結局テスト前にあえて部屋の掃除をしてしまう人の心理としては

獲得的セルフ・ハンディキャッピング」が働いているのです。

 

自分の勉強時間が足りない理由を自分で作っていたわけですね。

 

もちろん、あきらかに勉強時間が足りない人は最初から開き直って

1分も勉強しない!!なんて場合もあるでしょうが・・・

 

予防線を張りながらもなんとか周囲に認められようと頑張るほうが

もしかしたら見込みがあるのかも・・?

 

 

 

ですが、正直どんな理由であれ結果が重要視されるのは

学校でも社会でも同じことですので。

 

テストであっても、会社の資料作りであっても余裕をもって

終わらせたほうが自分にとってもメンタル的に疲弊しなくて済むことは確かです。

 

 

また、心理的に抵抗がある作業(勉強、仕事)というのは

時間の間隔が長く感じられます。

 

それに対して、遊びなどの楽しいと感じる行為の場合は

時間が経つのが速く感じるので

 

勉強中に自分にとっての遊びに逃げてしまうと

かえって時間の流れを速く感じてしまう結果となり

よりいっそう焦ってしまうという悪循環に陥ります(笑)

 

自分の行動に余裕を持つためにも

生活にメリハリが必要なのは言うまでもありませんね!!^^

 

今日はここまで、ではまた!!